特定非営利活動法人ZESDAは、能登半島地震で壊滅的な被害を受けた能登町内の菌床しいたけ栽培施設の復旧支援に取り組んでいる。この一環として、菌床ブロックの購入資金を支援いただくことを目的としたクラウドファンディングを、2月23日(金)に開始した。
(画像はプレスリリースより)
亡き父の念願、品評会最優秀賞の菌床しいたけを後世に残したい
菌床しいたけの栽培ハウスなど生産設備の被害で収入が激減し、秋から来年の春まで収穫出来る菌床ブロックの購入資金が足りていない。例年通りの購入は、資金的に不可能だという。
そのため、まずは栽培ハウス1棟分の資金を確保し、生産を継続していこうと考えている。1棟あたり6,500個の菌床で栽培しているので、ひとつ330円の菌床ブロックを仕入れするためには、200万円の資金が必要だ。
遅くても5月頃にはブロックを購入し、管理を始められれば、従業員の雇用を維持し、事業継続するための資金繰り見通しが立てられる。
父親の努力の結晶であり、地域の宝であるしいたけを後世に繋いでいくために、どうか支援をよろしくお願いしたいという。
■プロジェクト概要と集めた資金の使途
集まった資金は、全額、能登半島地震で被災した菌床しいたけ栽培施設での菌床ブロックの購入費用として使用。今回の資金を元手に、1棟目の菌床ブロックを購入のうえ、栽培を5月ごろに本格的に再開し、資金繰りを回すことで、全8棟での栽培を順次再開していきたいと思っている。
・目標金額:2,000,000円
・支援リターン:3,000円~能登しいたけカレーやしいたけ収
穫体験など、各種リターンを用意
・支援募集期間:4月30日午後11時まで
・詳細及び支援申込:
https://readyfor.jp/projects/138136