市が対価として現金を支給
広島市は本年度、家庭から二酸化炭素(CO2)の削減分を購入し、企業に転売する排出量取引を始めるそうです。
これを分かりやすく言うと、電気とガスの使用量を減らした家庭に、市が対価として現金を支給する仕組みです。
家庭に現金支給する制度の創設は、全国の自治体で初となるとのことです。
エコ活動に頑張ればその分現金がもらえる
エコ活動に頑張ればその分現金がもらえるなんてエコにも貢献出来てお財布もうれしいなんてすごいことですね。
市は現金支給制度を世帯単位の事前登録制で運用し、本年度は約千世帯を募集するとのこと。
前年同期と比較し、削減量に応じて現金を支給
対象期間は秋以降の2カ月間。電気と都市ガスの使用量を前年同期と比較し、削減量に応じて現金を支給するそうです。
登録制ですからやりたい世帯は忘れずに応募しなくてはなりません。
市の試算では、家庭の省エネで1カ月の電気、ガス料金を計3032円節減すれば、CO2排出量は73キロ削減でき、市からの支給額は2カ月で計730円になるそうです。
ただ、参加家庭は、市が定めた削減量を達成できなければ現金支給を受けられないと言う点が注意が必要です。
この達成条件は市が今後決めて行くとのことです。
広島市