昨今話題になっていた女性の積極的な活動といえば「婚活」。30代から40代の女性の間で大ブームだった。しかし今ひそかにブームになりつつある「○活」は「金活」。
「金活」とは、その名のとおり「金運を上げる活動」のこと。従来では風水を用い、西の方角にインテリアとして黄色いものを置くと金運が上がるなどの「金活」はよく行われていたが、今は新たに月に1度訪れる満月に向かって財布を差し出し、それを振るのが良いとされている。
財布の種類や振る回数に制限はない。ただ、お金が出て行くものの象徴であるクレジットカードなどは財布から抜いておいたほうがいいとのこと。
この新しい「金活」を知り、1年近く満月に向かって財布を振り続けている女性の話では、「私はお金をそれなりに持っている男性と結婚ができ、知人、友人から結婚祝いがたくさん入ってきました」という。そのほかにも、懸賞で図書カードやクオカード、デパート商品券などが当たるなどの幸運が続き、さらに周りからの頂き物が多くなったため、生活に困らなくなったということだ。
もちろん、彼女が偶然そういった「運」を持っていただけかもしれないし、これらの出来事が財布を振る効果によるものかはわからないが、「金活」を行っている人々は実にいきいきとしている。バリバリのキャリアウーマンは自らの収入アップのため営業活動をし、家庭を守る主婦は懸賞に1枚でも多くはがきを書いて応募するなど、金運アップを目指し実に積極的な活動をしているのだ。
「不景気だから」を理由に賃下げなどもすんなりと受け入れてしまいかねない現状だが、その一方で自らの金運を上げるべく精一杯努力している人々もいる。「金活」が実際に効果があるかどうかはさておき、モチベーションアップの道具としては効果的だ。そして上げたモチベーションで日本の景気を回していけば、景気が少しは上向きになるかもしれない。
アメーバニュース-満月に向かい財布を振る「金活」が女性に人気らしい