パソコンなどでインターネット利用中に突然警告が表示され、画面上のサポート番号に電話をかけるよう被害者に促してお金を騙し取る『サポート詐欺』が増加している。トビラシステム株式会社は、サポート詐欺に関して注意喚起するとともに独自の調査データを公開する。
(画像はプレスリリースより)
サポート詐欺とはどのようなものなのか
サポート詐欺では、インターネット利用中に「端末がウイルスに感染した」などと偽の警告が現れ、表示されたサポート番号に電話するよう被害者に促す。
偽のサポートに電話すると、以下のような被害に発展する恐れがある。
・実在する企業をかたる人物が電話に出る。
・パソコンを遠隔操作するためのソフトウェアをダウンロードするよう、被害者に支持する。
・遠隔操作でサポートを行うふりをする。実際はパソコンの問題とは何ら関係のないシステム管理画面などを被害者に見せて不安をあおり、不要なセキュリティソフトを購入させたり、有償のサポート契約を結ばせたりする。
・「パソコンの問題を解決するには代金が必要」などと言い、コンビニで電子マネーのプリペイドカードを購入するよう指示したり、クレジットカード番号を聞き出したりする。
(画像はプレスリリースより)
●サポート詐欺の通話音声を公開
サポート詐欺で使用された番号に実際に電話をかけ、どのような危険性があるのか調査を行った。調査時の通話音声を、トビラシステムズのYouTubeチャンネルで公開している。動画では、サポート詐欺の概要、実際の通話内容、警告が表示された場合の対処法などを紹介している。
【詐欺音声】サポート詐欺の番号に電話をかけると何が起こるか調査してみたら、最終的に詐欺師に怒られた!
動画URL:
https://youtu.be/6JDOGMA54Os